【期限なし使い放題の新プランも!】WiMAX2+、最大220Mbpsは3月から!
本日、11時にWiMAXとWiMAX2+を全国展開するUQコミュニケーションズが発表会を開いた。
発表会の内容は、新サービスとそれに対応した新機種だ。
最大40Mbpsでモバイルデータ通信業界に参入後、速度制限なし、最大110MbpsのWiMAX2+開始と業界を牽引してきた同社。
今回の発表会はどのような内容だったのか振り返ってみよう。
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最大220Mbpsサービスを3月から開始
新サービスの目玉は、以前から宣言していたWiMAX2+の高速(倍速)化だ。
現在、最大110MbpsのWiMAX2+を展開しているが、3月から順次最大220Mbpsの高速通信が可能となる。
倍速化には、2種類の技術が使われる。
『キャリアアグリゲーション(CA)』と『4×4MIMO』。
仕組みは少し違うが、それぞれが最大220Mbpsを実現する技術となっている。
将来的には、この2つの技術を合わせることで440Mbpsの実現までが想定されている。
3つの新端末を発表!220Mbps対応端末は2機種
今回の発表会で、新たにWiMAX2+対応端末が3機種発表された。
最大220Mbpsに対応するのは、新シリーズの
W01(ファーウェイ・ジャパン製)とWX01(NECプラットフォームズ製)の2機種だが、それぞれの仕様は異なる。
それぞれの特徴は
【W01】
・2015年1月30日(金)発売予定
・キャリアアグリゲーションで最大220Mbps
・最大220Mbpsが利用できるのは3月末予定
・対応電波はWiMAX2+とau 4G LTE(WiMAX非対応)
・LTEを利用した月は+1005円
【WX01】
・2015年3月発売予定
・4×4MIMOで最大220Mbps
・最大220Mbpsが利用できるのは発売から
・対応電波は、WiMAX2+とWiMAX(LTEは非対応)
この他に、ホームルーター型のWiMAX2+対応端末URoad-Home2+が発表となっている。
こちらは最大220Mbpsの通信には非対応。
【URoad-Home2+】
・据え置き型ルーター
・WiMAX2+は最大110Mbps(220Mbps非対応)
・対応電波はWiMAX2+とWiMAX
・有線LANポートを2つ備える
WiMAXらしさ!WiMAX2+も期限なしの速度制限なしプランを追加
今回、WiMAX2+の今後の速度制限についても注目されていた。
今までのWiMAX2+は、契約から最大25ヶ月を経過すると月間7GB使用時の速度制限がかかると言うものだった。
無期限で速度制限なしのWiMAXが13.3Mbpsへの減速が決まっており、WiMAXも他社と横並びのサービスへ移行が進むかに思われた。
しかし、今回の発表会では、良い意味で期待を裏切る新プランの発表となった。
新プランは
【UQ Flatツープラス ギガ放題】
WiMAXのノーリミットを受け継いだ期限なし&月間7GB制限なしのプランだ。
月々の料金は4880円となり、契約から25ヶ月間は月額4380円で使えるお得割が適用となる。
さすがに料金据え置きとはならなかったものの、他社で制限解除にかかる費用と比べてもかなりのお得感がある。
ギガ放題プランの導入に伴い、従来のUQ Flatツープラスプランには月間7GB制限がつく方針だという。
今後、ギガ放題と従来のプランを月単位でプラン変更できるようになるので、ユーザーはデータ使用料を見極めてプランの見直しが可能となる。
新プランの受付は2015年2月20日から開始。
ただし3日で3GB以上使うと・・・
月間使用量での速度制限なしプランを発表したが、3日で3GB利用時の終日制限は導入されるという。
とはいえ、3日で3GBは他社の1GBに比べたらだいぶ緩いものとなっている。
また、WiMAX2+開始時に予定されていたのは、3日で1GBでの制限だったので、当初の計画よりも緩和されたかたちだ。
発表では、この3日で3GB制限の対象になった場合も700kbps程度の速度は担保されるとのことだった。
今後に期待がもてる発表会に
他社がパケット通信に従量制プランを導入していくなか、『制限なし』のプランを堂々とリリースした。
数ヶ月前に『WiMAX減速』という発表があった時は、WiMAXファンにとっては衝撃的だった。
今回の発表会は、UQとしての立ち位置を明確にし、かつ自由度の増したサービス&端末が魅力的な発表会だったのではないだろうか。
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