【Nexusとの違いは?】GoogleのAndroid Oneが日本国内でも発売!製造はSHARP!キャリアはY!mobile
国内初のAndroid Oneシリーズ!今月発売。「Android O」ではないですよ
2016年7月下旬、国内で初めてとなる「Android One」スマホが発売されます。
発売されるキャリアはY!mobileで、製造メーカーはSHARPであることが発表されました。
型番は507SHで実質価格は1万円~2万円くらいになるといわれています。
海外でもAndroid Oneは、比較的安価なミドルスペックモデルとして展開されています。
パッと見ですが、Android Oneは先日発表されたばかりの新OS、Android Nougat(アンドロイドヌガー)の後継OSと感じる方もいらっしゃるかもしれません。
頭文字も「O」ですし。
しかし、そうではありません。
Android OSのコードネームの象徴である、お菓子の名前になっていません。
Android Oneは、すでに世界では2014年から発売されているシリーズのスマホなのです。
スポンサーリンク
Android Oneって何者?どんなスマホ?
Android Oneとは、Googleとパートナーとなるハードウェア会社が共同で開発するスマホです。
特徴としては、
①18か月間は最新OSへのメジャーアップデートが保証されている
②端末メーカーがカスタマイズを加えないスタンダードなAndroidが使える
といったものがあります。
国内で発売されているAndroid機種は、それぞれのハードウェアメーカーがOSをカスタマイズして発売することがあります。
メーカーによって、UIや操作方法が違ったり、OSのアップデートに対応していなかったりするのは、そのためです。
Android Oneは、そういったメーカーカスタマイズがされていない、スタンダードなAndroidが利用できるということです。
ここまで読んで、GoogleのNEXUSシリーズが頭に浮かんだ方もいるのではないでしょうか。
NEXUSシリーズも、カスタマイズされていないAndroid OSを搭載していて、一定期間のOSのメジャーアップデート保証にも対応しています。
Android OneとNexusの違い
Android OneとNexusの違いはどこにあるのでしょうか。
それは、端末本体(ハードウェア)にあります。
Nexusシリーズ
端末プロデュースまでGoogleが参画
Android Oneシリーズ
端末は、プロデュースから製造までメーカーが担当
つまり、Nexusシリーズが端末の中身と外身にGoogleが携わるのに対して、Android OneシリーズはOSをGoogle、端末をメーカーというように役割をきっちりとわけているのです。
そのため、メーカーは日本国内で需要のあるおサイフケータイや防水機能などを搭載した端末を自由に開発することができます。
NexusがiPhoneのようにグローバル基準の端末なのに対して、Android Oneは日本国内基準の端末と言えます。
日本メーカーのつくる国内向け端末に、OSアップデート保証がついているのはユーザーにとっても、メリットの大きいシリーズと言えるのではないでしょうか。
スポンサーリンク