【Wi-Fiを越える存在】Li-Fiがスゴいらしい
Li-Fiが本気を出すとWi-Fiなんて目じゃないらしい
突然ですが、Li-Fiと言う言葉をご存知でしょうか。
まだ耳慣れない言葉ですが、次世代の無線通信の規格として、今注目を浴びている規格です。
ちなみに読み方は『らいふぁい』と読むそうです。
まだ携帯の変換でも出てこないくらい浸透していませんね。
似たような言葉で、Wi-Fi(ワイファイ)があります。
Wi-Fiも無線通信の規格で、オフィスや自宅で馴染みのある人も多いのではないでしょうか。
Wi-Fiは無線で高速通信ができると言う認知度もありますが、次世代のLi-FiはどうやらWi-Fiなんて目じゃない超高速通信を実現してくれそうです。
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Li-Fi通信速度は、なんとWi-Fiの100倍
実用化に向けた最新の実験結果では、その通信速度はなんと『224Gbps』を記録したそうです。
※Mbpsではなく、Gbpsです
ドコモのLTEで最大262.5Mbpsですから、そのおよそ1,000倍。
とにかく速いというのは感じますね。
歴史を少しさかのぼってみると、2013年頃に『Li-Fiで数年後には10Gbpsで通信ができる時代がくるかも』と言う記事がありました。
予想をはるかに上回る進歩をとげていますね。
Li-Fi通信は電波じゃない
Li-Fiの驚くべきところは、その通信速度の速さだけではありません。
通信と言えば普通は『電波』を思い浮かべます。
しかし、Li-Fi通信は電波ではないのです。
何を使って通信をするかと言うと・・・
『光』です。
最新の技術では、LEDの光を使って通信をするんですね。
モールス信号のようにリズムを刻みながら通信をするそうですが、実際はリズムが速すぎて人の目には普通の光にしか見えないそうです。
光と電波では何が違う?
Li-FiとWi-Fi、光と電波では速度の他に何が違うのでしょうか。
光は目に見えて電波は目に見えない、光は壁などで遮断できるけど電波は通過するなど、それぞれの特性があります。
つまり、光のメリットとして、通信ができるところが一目でわかったり、自宅などの壁に囲まれた空間なら傍受されないといった点があげられます。
逆に、2階と1階などでは通信ができないなどはデメリットになるかもしれません。
今後、光と電波、Li-FiとWi-Fiが共存してユーザーにとってより快適な通信環境が整うことが期待されますね。
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