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【解説!注意点もあるよ】au新施策スーパーアップグレードキャンペーン

毎年新しい機種が使えるauのスーパーアップグレードキャンペーン

iPhone6s/6s plusの発売に合わせて、auが打ち出した新施策『スーパーアップグレードキャンペーン』。

端末の利用期間1年で毎年、新しいiPhone(その他の機種も)への機種変更が気軽にできる施策として注目を集めています。

ユーザーにとって十分なメリットもありそうで魅力的な施策ではありますが、勘違いしてしがちな点や注意点もあります。

今回はauのスーパーアップグレードキャンペーンについて、メリットと注意点(デメリット)を解説します。

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まず、auのアップグレードプログラムをおさらい

スーパーアップグレードキャンペーンは、auが以前から展開していた『アップグレードプログラム』を、一部変更した施策です。

まずはアップグレードプログラムの内容をおさらいしましょう。

■アップグレードプログラムとは
月額300円を毎月支払い端末を18ヶ月使うことで、19ヶ月目~25ヶ月目の最大7ヶ月分の端末分割金を実質無料で機種変更できると言うものです。
(注:対象外の機種や対象外のプランもあります)

つまり、18ヶ月使ってすぐに機種変更をすれば、300円×18ヶ月=5,400円で最大7ヶ月分の割賦残債が実質無料になると言うものでした。

■実質無料とは
機種変更後も割賦残債の請求があるのですが、その分を毎月割としてauが値引きをしてくれるわけです。

■アップグレードプログラムに加入していたけれど、結局25ヶ月以上機種を使い続けてしまったら
次の機種変更のタイミングで支払ったプログラム料金(300円×最大48ヶ月分)がau WALLETにチャージされるので損がありません。

■例えば21ヶ月目で機種変更をしたら
21ヶ月目~25ヶ月以上目の割賦残債が実質無料になり、19ヶ月目と20ヶ月目のプログラム料金がau WALLETにチャージされます。

■18ヶ月以内の機種変更はどうなる?
割賦残債の割引や、プログラム料金のチャージなどは行われません。

と言うのが、アップグレードプログラムの概要になります。

スーパーアップグレードキャンペーンとは

では、今回auが発表したスーパーアップグレードキャンペーンとはどのようなものなのでしょうか。

簡単に言うと、

『18ヶ月未満でも12ヶ月以上使ってくれていれば、19ヶ月目~25ヶ月目までの7ヶ月分の割賦残債を実質無料にするよ』

と言うものです。
ただし、その場合は2,000円の前倒し料金と言うのを支払います。
これは13ヶ月目から18ヶ月目までのプログラム料金を先に払うと言うことです。
(本来は300円×6ヶ月なので1,800円が正しい気もしますが。)
今回、iPhone6s、iPhone6s plusを購入する方は、2,000円の前倒し料金が無料になります。

そして、勘違いしてしまいそうになってしまうのが、前倒し料金を払っても13ヶ月目~18ヶ月目の割賦残債は発生するという点です。

つまり、スーパーアップグレードキャンペーンは、アップグレードプログラムと比べて、金額的なメリットがあるわけではなく、単純に6ヶ月早く機種変更ができるようになったものです。

土台となるアップグレードプログラムがメリットのあるものなので、決して悪いサービスではないと思いますが、『スーパー』は言い過ぎかなと言うのが個人的な感想です。

最後に、大きな注意点を

アップグレードプログラムにしても、スーパーアップグレードキャンペーンにしても、最後に伝えておかなければいけない大きな注意点があります。

それは、特典を受けるためには『旧端末は回収になる』という点です。

旧端末が回収できないと、この特典は受けられません。

したがって、
・データのバックアップをとる
・きちんと端末のリセットをする
と言う作業が必要になります。

また、電源がはいらなかったり水濡れしていたり、本体や液晶が破損していたら、回収対象外となり、この場合も特典が受けられません。

アップグレードプログラム、スーパーアップグレードキャンペーンに加入する際は、端末を丁寧に扱いましょう。

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