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【速度制限】月間7GB制限と3日で1GB制限の違い

2つの『速度制限』は実は内容が違う

スマホの普及により、ますます存在感を増す『速度制限』。

基本的に各キャリアとも7GB(または新料金プランで設定した通信容量)を越えた場合の速度制限と、3日間で1GBを越えた場合の二種類の制限を設定している。

一言で『速度制限』とされているが、実はこの中身は少し違うのをご存じだろうか。
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月間7GB使用した場合は128kbpsに

7GBを超えたら通信速度を128kbpsに制限する。
最もポピュラーな制限で、スマートフォンWiMAXを除いたモバイルルーターの通信にも当てはまるものだ。

スマートフォンでこの制限にかかると、128kbpsという激遅な通信のために、スマートフォンでできることまで制限されてしまう非常に厄介な制限である。
動画がみれないのは当たり前で、ゲームやナビなど通信を必要とするアプリにも支障がでてくる。

月の途中で制限に引っかかった場合、月末まで128kbpsで不便さを我慢するか、追加料金を払って解除するかの選択を余儀なくされる。

3日で1GB使用した場合はキャリアによって異なる

一方で、3日で1GBを使用した際の速度制限と言うのも存在するのだが、こちらは対象の期間は1日である。

では、何kbpsに制限されるのか?

実は、この制限は各キャリアとも明確にはなっていない。
ニュアンスとしては、『回線が混んでいるときは、速度を制限させていただいてます』というものなのだ。

つまり、極端な言い方をすれば制限されないこともあると言うのもの。
各通信キャリアや使う時間帯、場所によってくる。

この制限については、ネット上の口コミなどをみていると、あるキャリアだけ極端に速度をおとしているところがあり、キャリアに起因するところが大きいようだ。

この制限については、1日我慢すれば解除されるのだが、解除の方法は我慢しかないというのがストレスになる人もいるだろう。

いずれにしても、モバイル通信は既に『使い放題ではない』のだろう。

現在のところは、UQWiMAXとWiMAX2+、UmobileなどのMVNOの使い放題プランが使い放題として生き残ってはいるが、WiMAX2+は2015年からの3日間1GB制限の導入およびキャンペーン終了後の7GB制限導入、WiMAXは2015年から順次通信速度の低速化などを発表しており、あまり明るい話題がない。

少々残念である。

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