【WiMAX改悪?!】WiMAX2+が220Mbpsへ高速化の裏ではWiMAXが13.3Mbpsへ低速化?!
本日、モバイルデータ通信のWiMAX2+およびWiMAXを展開するUQコミュニケーションズから、新しい発表がありましたね。
WiMAX2+およびWiMAXの速度に関する発表が。
高速化のニュースが目を引いていますが、その裏では改悪ともとれる発表もありました。
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2015年春からWiMAX2+は最大220Mbpsへ
通信速度に関するトピックス1つ目は、現在最大110Mbpsで展開されているWiMAX2+の速度が最大220Mbpsへアップするというもの。
auなどでも導入されているCA(キャリアアグリゲーション)の技術を利用し、WiMAX2+の220Mbps通信エリアを順次拡大していきます。
ただし、現在発売中のHWD14、NAD11、HWD15については220Mbpsへの対応はなく、110Mbpsでの通信になるとのこと。
通信速度の高速化は、ユーザーにとってメリットなのですが、WiMAX2+高速化の陰で残念な発表もありました。
純使い放題のWiMAXは13.3Mbpsへ低速化、そして・・・
WiMAX2+が220Mbpsに高速化される一方で、純使い放題のWiMAXは、40Mbpsから13.3Mbpsへと3分の1まで速度が低速化されることが発表されました。
これがどういう意味を持つのか。
1つは、単純に速度が遅くなるということ。
これは、WiMAX2+を高速化するために現在WiMAXに割り当てられている30MHzの電波のうち20MHzをWiMAX2+で利用するためにしかたのないことですが、WiMAXしか受信できていないエリアのユーザーにとっては、速度の低下は決して喜べるものではないはずです。
そしてもう1つの気がかりが『速度制限ナシ』のメリットが低下してしまったこと。
WiMAXの電波は現在、モバイル通信の中で唯一の『速度制限ナシ』の通信で、純使い放題といえるサービスです。
WiMAX2+も契約から2年後には、速度制限がかかってしまう可能性があります。
現在、発売されているHWD14、NAD11、HWD15にはノーリミットモードが搭載され、これがあれば最低でも40Mbpsの通信が使い放題だと思って契約した人も多いのではないでしょうか。
そのWiMAXの速度の低下は速度制限ナシの魅力も半減させてしまうことになりかねません。
ここからは勝手な予測ではありますが、WiMAXの今回の低速化は、いずれ残りの10MHzも使えなくなりWiMAXは停波へつながる?!
そしてもしWiMAXが停波し、WiMAX2+に速度制限が導入されたら、WiMAXのメリットは薄れ、各通信会社横並びのサービスになってしまうのでは。と。
どうなるかわかりませんが、WiMAX2+もいつか急に契約月から7GB制限なんていう日がくるのかもしれません。