【家電製品50,000円引きは本当?】WiMAX/WiMAX2+まとめてプランのカラクリ
WiMAX/WiMAX2+のまとめてプランは本当に得なの?
ヤマダ電機やビックカメラ、ヨドバシカメラといった家電量販店のパソコンコーナーで、『WiMAX2+契約で最大50,000円引き』などの表記を目にしたことがないでしょうか。
『ちょうどパソコンもほしかったし、WiMAX2+なら毎月4,000円くらいで使い放題だから、いいね!』
なんて思ったら、あとからとんだ勘違いだったことがわかります。
『損をするプランではないですが、思ったより得をするプランではない』
そんなまとめてプランのカラクリを、正しく理解しておきましょう。
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まとめてプランの月額は通常料金ではない
家電量販店でWiMAX2+のまとめてプランに加入すると、確かに家電製品が最大50,000円引きで手に入ります。
しかし、これはWiMAX2+の通常のプランではないのです。
まとめてプランは、あくまで通常プランとは違う別プランです。
家電製品をその場で50,000円引きしてくれますが、契約するプランは月額料金の高いプランだと言うことを理解しておきましょう。
まとめてプランは一体いくら高くなる?
まとめてプランにはいくつかの種類がありますが、家電製品50,000円引きの場合で説明します。
ヤマダ電機にしても、ビックカメラにしても、ヨドバシカメラにしても、家電製品50,000円引きのプランは
まとめてプラン1670
と呼ばれるものです。(一部の量販店では、呼び方が少し違う場合もありますが。)
この『1670』と言う数字。
これが、通常プランとの差額です。
まとめてプラン1670=通常プラン+1670円
が、毎月の料金と言うことです。
この+1670円は24ヶ月間続きます。
一応、損はしていないがお得感は激減
50,000円引きして、月額料金が24ヶ月間1670円高くなるのは、得なのか損なのか、それとも変わらないのか。
計算をしてみると次のようになります。
1670円×24=40,080円
最初に家電製品を50,000円引きをして、月額料金は40,080円高くなる。
約10,000円は得をすると言うことになります。
しかし、最初に50,000引き=50,000お得と思ってしまうと、なんだかガッカリ感とともに、騙されたような錯角にもなりますね。
まとめてプランは解約料金も変わる
まとめてプラン1670で契約をした場合、更新月以外の解約料金も変わってきます。
具体的には、24ヶ月以内で解約をする場合、
通常の解約料金+1670円×残りの月数
となり、50,000引きした場合は、WiMAX2+を使い続けようと途中で解約しようと、40,080円は必ず回収される仕組みになっています。
まとめ:家電購入の初期費用を抑えられるが実質的なお得度は低い
こうして一つ一つ解説していくと、まとめてプランは『損はしないけど思ったほどのお得感はない』と言うことになります。
初期購入費用を抑えられて、実際にも10,000円は安くなっているワケなんですが、『50,000円引き』と言う響きを最初にきいてしまうと、やはり微妙なところですね。
利子のつかなくて10,000円安くなる分割払いといった感覚でしょうか。
まとめてプランを申し込む場合は
・家電購入の初期費用が50,000円安くなる
・実質は約10,000円引き
・商品購入とWiMAX2+の契約手続きが同日にできる
と言うところがメリットだと理解して契約をした方がいいでしょう。
とにかく得する金額重視と言う方は、まとめてプランは利用せずに、下記のように通常プランで大幅なキャッシュバックのあるネット申し込みの方が断然にお得になりますし、プランも通常プランなのでシンプルです。
家電量販店で50000円引きプランに入るよりも、ネットでこういったMVNOに申し込んだ方が実際は、お得なんですよね。
家電量販店では、『50,000円引き』ばかりを前面におしだして訴求していますが、50,000円引きのカラクリをきちんと理解して契約してしまうとのちのちトラブルに発展することもありますので、注意してください。
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