【今年の予定をチェック！UQ（WiMAX）編】2015年各通信会社の新サービス開始予定

2015年の通信会社新サービス開始予定チェック第4弾。

今回はモバイル通信のUQコミュニケーションズ編。

音声サービスを提供せずに、一貫してモバイル通信事業に徹してきたUQ。
速度制限ナシを売りにWiMAXを普及させ、昨年はWiMAX2+のエリアも一気に拡大させた同社。

他社もモバイルルーターを提供してくる中、UQはどのような戦略にでるのだろうか。
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2015年春　WiMAX2+が通信速度最大220Mbpsへ

現在最大110Mbpsで提供しているWiMAX2+が、キャリアアグリゲーション技術を導入し倍速の最大220Mbpsのサービスとなる。
とは言っても、現在発売されているHWD14、HWD15、NAD11はいずれも220Mbpsの通信には非対応。

サービスの開始に伴い、春までに新機種が発表される可能性は濃厚ではないだろうか。

2015年4月　WiMAX2+が3日で1GB制限を開始予定

WiMAX2+のサービス開始時から発表されていたことだが、2015年4月よりWiMAX2+の通信が3日で1GBの利用制限の対象になる。
（WiMAXでの通信は対象外）

この3日で1GB利用時の速度制限については、他社も同様だが、必ず制限がかかるわけではない。（かかる可能性は高いが。）
回線の混雑時に、優先的に制限をかけるもので、すいていれば通信速度は保たれるといわれている。
しかし、WiMAX2+も決して電波に余裕があるわけではない。都心などでは特に影響がでてくるかもしれない。

2015年春　WiMAXは通信速度減速へ

WiMAX2+の最大220Mbps化の一方で、WiMAXファンに大きな衝撃を与えたのは従来のWiMAXの減速化だ。
WiMAX2+のキャリアアグリゲーションのために、電波の帯域をWiMAXからWiMAX2+へ一部移管する。
そのため、速度制限が完全にかからないWiMAXでの通信は最大13.3Mbpsへと減速となる。

2015年WiMAX新端末発売予定

1月9日　URoad-Stick発売予定
2015年の新端末第1弾はUSB型のWiMAX2+対応端末。
WiMAX2+の最大110Mbps通信やWiMAXハイパワーにも対応しているが、今春からの220Mbps通信に対しての言及がなされていないため、最大220Mbpsの通信には非対応と思われる。

2015年にUQの方向転換はあるのか

WiMAX2+の最大220Mbpsサービス開始は明るい話題といえるが、現行の端末が使えない事や、WiMAXの減速化、3日で1GB利用時の通信制限導入など、既存のユーザーには不満の残る話題が多い。

またWiMAX2+は契約から2年経つと月間7GB利用時の速度制限が開始される予定だが、格安SIMでLTE使い放題プランなどがでてきていて、UQは今までの唯一感を失いつつある。

速度制限の導入は、まだ予定の段階であるが、サービス開始時に加入したユーザーは今年の10月で契約から2年を迎える。
今後の市場動向とみてWiMAX2+も永年速度制限なしなどの方向転換を打ち出してくれればと淡い期待を持たずにはいられない。
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