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【あの通信キャリアが1位】今年『解約』と共にもっとも検索されたのは

先日、ITmediaが興味深いデータを発表した。

2014年に『解約』というワードと共に検索されたキーワードのランキングだ。

情報の提供元は大手検索エンジンの『Yahoo!JAPAN』。
そこには、多くの通信サービスが名を連ねており、ユーザーの解約思考が読み取れる。
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2014年、最も多く『解約』と共に検索されたのはあの通信キャリア

ITmedia発表のデータで、今年『解約』のキーワードと共に検索された上位ランキングは下記の通り。

1位:ソフトバンク
2位:フレッツ光
3位:Yahoo!プレミアム
4位:Yahoo!BB
5位:イーモバイル
6位:朝日新聞
7位:ウィルコム
8位:OCN
9位:スカパー
10位:UULA

今年の1位は通信キャリアの『ソフトバンク』と言う結果となった。
ソフトバンクは、過去4年間で8位→7位→5位→1位と、(不本意ではあると思うが)着実に順位を上げる結果となっている。
また、ソフトバンクグループとしては、Yahoo!プレミアムやYahoo!BB、今年ワイモバイルになったイーモバイルウィルコムと、多くのサービスがランクイン。

docomoauは?

一方で、KDDIグループのauUQコミュニケーションズなどは過去4年間でランクインなし。
NTTグループdocomoは昨年まで3年連続のランクインとなっていたが、今年は圏外となった。

KDDIは一時『加入必須オプション』などの問題で話題になったことがあった。
おそらくその影響は『加入したくない』という方に向き、『解約したい』には向かなかったのかもしれない。
UQコミュニケーションズは、WiMAXのサービスが3年連続でJ.D.Powerの満足度1位を獲得するなど、利用者の満足度は高いようだ。

docomoは、数年間MNPでの苦戦が続いていたが、流出に一旦の落ち着きがみえてきたのだろうか。

解約意向の増加は、加入者増加の証?

『携帯の料金をシンプルにしたい』と、2006年から携帯事業に参入したソフトバンク
それから8年が経ち、様々な変革を携帯業界にもたらしたのは確かだが、ここにきて抱き合わせ販売や、様々な条件付き割引サービスなどが、ユーザーを混乱させているのかもしれない。

しかし、旧ボーダフォンからソフトバンクに変わり、多くのユーザーを獲得したのも事実。
契約者数、シェア共にボーダフォンの時代からは大きく変化した。
解約意向が増えたのは、一方ではユーザーが増えた証ともいえる。

今回の結果をうけ、Softbankの次の課題がみえてきたのではないだろうか。

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