【ビジネスの基本、報連相は間違い?!】順番を変えるとしっくりくる
報告。
連絡。
相談。
略して『報連相』。
ビジネスの世界で基本とも言えるコミュニケーションルールだが、果たしてこれは本当なのだろうか。 仲間とのコミュニケーションがうまくいっているチームや組織をみてみると、どうもそうではなさそうだ。
個々の項目は確かに大事なのだが
報告をきちんとすることも、連絡をまめにとることも、相談をしっかりすることも、どれもコミュニケーションの中で大事なことなのだが、『報連相』とまとめられてしまうと、不思議なことに解釈がおかしな方向に進んでいく。
例えば、
報連相とは
成果の報告や、タスクの完了報告する。
何か起きたらすぐに連絡する。
悩み事や、解決策に困ったら相談する。
である。
上記の説明に違和感を感じないだろうか。
個人的には、これでコミュニケーションがしっかりととれ、チーム力がアップするとは到底思えない。
報連相と言う順番がおかしい気がする
報連相と言う響きは、野菜のほうれん草にかかっていて、確かに語呂はいいかもしれない。
しかし、この並びのせいで本来の報連相の目的が理解しにくくなっているとしたらどうだろう。
実は並びを変えるだけで、驚くほどしっくりくる言葉になる。
本当は相連報なのだろう
コミュニケーションがとれ、チーム力の高い組織は、順番が
(1)相談
(2)連絡
(3)報告
になっている。
意識しているのか、無意識なのかはわからないが、結果としてこの順番でコミュニケーションを高めているように感じられる。
相談
仕事を始める前に、上司や同僚としっかり相談をする
連絡
仕事の進捗を連絡し、メンバーと共有する
報告
仕事の成果を、上司をはじめメンバーに報告する
どうだろうか?
こちらの方が、ビジネスシーンに当てはめた時にしっくりとしてこないだろうか?
職場でのコミュニケーション力をアップしたいと思うのであれば、試しに相連報を意識して実行してみてはいかがだろう。